この先の希望

 さっきまで雨が降っていたのに、トンネルを抜けると青空が広がっていた、という経験をしたことはありませんか。峠の下を通る長いトンネルの場合、このようなことがたまにあります。

「明けない夜はない」
The night is long that never finds the day.
 シェークスピアのマクベスの中の名言です。

 トンネルを進んでいけば、必ず出口がある。どんなに暗い夜でも必ず明ける。そのように信じて、希望を持って前に進んでいきたいものです。

 しかし、人生の終わりに必ずあるものは、誰も避けることのできない死です。長い人生を送った後に、夜明けのような光が待っているのではなく、暗い死が待っているというのは、とても悲しいことです。そのため多くの人は、最期を迎える前に自分のやりたいことを楽しもうとしています。

 しかし仮に聖書を読んだことのない人でも、死後に何かがあると感じているはずです。神様は、すべての生き物の中で、人間にだけ永遠について考える力を与えてくださいました。ですから人間だけが死後について考えるのです。その聖書がこのように語っています。

 「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」(へブル人への手紙9章27節)

 多くの人は、善い行いをすれば天国へ行けると思っているかもしれませんが、残念なことにそうではありません。私たちの心の中には、罪があります。それは、犯罪行為のことだけをさすのではなく、心の中にあるねたみ、恨み、憎しみ、けがれた思いなど、悪い思いをすべて含みます。罪を持ったまま、天国に入ることは不可能です。

 しかし、今から2千年ほど前、神の子であるイエス・キリストは十字架にかかってくださり、私たちが死後に受けるべき罪のさばきを、そこで身代わりとなって受けてくださいました。そして3日目によみがえられたことにより、この方を信じる者はそのすべての罪が赦されて、天国に入ることができるのです。

 「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。」(マタイの福音書11章28節)

 イエス・キリストはこのように言われ、あなたを招いています。神様の愛に制限などありません。すべての人を愛し、すべての人を招いています。だれでもです。あなた自身も招かれています。

 人生という長いトンネルの向こうに天国が待っているとしたら、本当にすばらしいことだと思いませんか?

 ぜひその聖書の話を聞くためにこの度の特別伝道集会にお越しくださいますようご案内いたします。

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